- 常にアクセス可能
追尾するGナビは、ユーザーがページをスクロールしても常に画面上に表示されます。
これにより、ユーザーはどの位置にいても簡単に他のページやセクションにアクセスできるため、サイト全体の使い勝手が向上します。 - ユーザーエクスペリエンスの向上
重要なナビゲーションリンクが常に表示されていることで、ユーザーは迷わずにサイトを探索できます。
特に長いページや多くのセクションがある場合、追尾するナビゲーションはユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させます。 - コンバージョン率の向上
CTA(Call to Action)ボタンや重要なリンクをナビゲーションに含めることで、ユーザーがすぐにアクションを起こせるようになります。
これにより、コンバージョン率が向上する可能性があります。 - 画面スペースの占有
追尾するナビゲーションは常に画面の一部を占有するため、コンテンツ表示領域が狭くなります。
特にモバイルデバイスでは、この問題が顕著になる可能性があります。 - 視覚的な干渉
ページのデザインやレイアウトによっては、追尾するナビゲーションが視覚的に干渉し、ユーザーがコンテンツに集中しにくくなる場合があります。 - フルスクリーンでのコンテンツ表示
追尾しないナビゲーションは、ユーザーがページをスクロールすると上部に隠れます。
これにより、コンテンツ表示領域が最大化され、特にビジュアル重視のサイトや記事が長い場合に効果的です。 - 視覚的なシンプルさ
ページ全体のデザインがシンプルになり、ユーザーがコンテンツに集中しやすくなります。
ナビゲーションが画面上で目立たないため、デザインの一貫性を保つことができます。 - ナビゲーションへのアクセスの手間
ユーザーがページをスクロールするたびにトップに戻る必要があるため、ナビゲーションへのアクセスが手間になる場合があります。
特に、頻繁に他のページに移動する必要がある場合、ユーザー体験が悪化する可能性があります。 - コンバージョン機会の損失
重要なリンクやCTAがナビゲーションに含まれている場合、ユーザーがそれらにアクセスしづらくなるため、コンバージョン率に悪影響を与える可能性があります。
【ホームページ制作のワンポイントシリーズ】Gナビは追尾するのとしないのとどちらが良いか?
目次
グローバルナビゲーションは追尾するのとしないのとどちらが良いか?
ホームページ制作において、グローバルナビゲーション(Gナビ)はユーザーのサイト内移動を支援する重要な要素です。
Gナビとは何か、ナビゲーションが「追尾する」(固定ナビゲーション)タイプと「追尾しない」タイプのどちらが良いかについて、メリットとデメリットを比較して詳しく検討してみましょう。
グローバルナビゲーションとは?
グローバルナビゲーション(Gナビ)は、ホームページ全体の主要なページやセクションへのリンクを提供するメニューのことを指します。
通常、ホームページのすべてのページで一貫して表示され、ユーザーがサイト内を効率的に移動できるようにするための重要な要素です。
グローバルナビゲーションの特徴
一貫性
グローバルナビゲーションは、ウェブサイトのすべてのページに共通して表示されます。
これにより、ユーザーがどのページにいても主要なセクションにすぐアクセスできるようになります。
主要ページへのリンク
サイトの重要なセクションやページ(例:ホーム、サービス、製品、会社情報、連絡先など)へのリンクが含まれます。
これにより、ユーザーは目的の情報に迅速にアクセスできます。
視覚的な配置
通常、ページの上部またはサイドバーに配置され、ユーザーの視線が自然に向かう場所に設置されます。
ユーザビリティの向上
グローバルナビゲーションは、サイトの構造を明確にし、ユーザーが迷わずにサイトを探索できるようにするための重要なツールです。
これにより、ユーザーエクスペリエンスが向上し、サイト内の回遊性が高まります。
追尾するGナビ
メリット
デメリット
追尾しないGナビ
メリット
デメリット
まとめ
ホームページ制作において、グローバルナビゲーションの追尾機能の有無を決定する際には、以下の点を考慮することが重要です。
サイトの構造と内容
長いページや多くのセクションがある場合は、追尾するナビゲーションが適しているでしょう。
一方で、ビジュアルやコンテンツを全面的に見せたい場合は、追尾しないナビゲーションが効果的です。
ユーザー行動
ユーザーが頻繁にページ間を移動する場合は、追尾するナビゲーションが利便性を高めます。
一方、特定のページに集中してもらいたい場合は、追尾しないナビゲーションが適しています。
デバイス対応
モバイルデバイスでは、画面スペースが限られているため、追尾するナビゲーションが煩わしく感じられることがあります。
この場合、モバイル専用のナビゲーションデザインを検討することも必要です。
最終的には、ターゲットユーザーのニーズや行動パターンを理解し、それに基づいて最適なナビゲーションスタイルを選択することが重要です。
両方のメリットとデメリットを慎重に比較し、ユーザーエクスペリエンスを最大化するデザインを実現しましょう。
このコラムを書いた人
Misato
AdvisorDirectorDesignerFront-end-engineer
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