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    株式会社メディアプライムスタイル コラム記事 【ホームページ制作用語】hrefってなに?どういう意味? サムネイル画像 【ホームページ制作用語】hrefってなに?どういう意味?

    hrefとは?どういう意味なのか?

    Webサイトを作成するとき、訪問者が他のページや外部のサイトに簡単に移動できるようにするために、リンクという仕組みが使われています。リンクを作成する際、重要な役割を果たすのが「href」です。`href` は、HTMLというWebページを構築する言語で使われるものですが、実際にWebサイトを制作したことがない人でも、この用語に少しは耳にしたことがあるかもしれません。

    hrefとは何か?

    `href` は、簡単に言うと、リンク先のURLを指定するための属性です。たとえば、Webページ内の文章や画像にリンクを設定する際、このリンク先がどこかを指定するのが `href` の役割です。具体的には、クリックされた際にユーザーが移動する先のURL(ウェブサイトのアドレス)を `href` を使って指定します。

    たとえば、リンクをクリックしたときに、あるページから別のページに移動したり、外部のサイトに飛んだり、ファイルをダウンロードできるようになっているのは、この `href` が正しく機能しているからです。`href` がなければ、リンクはクリックしても何も起こらない、単なるテキストや画像になってしまいます。

    URLとリンクの関係

    hrefで指定されるリンク先は、多くの場合、URLです。URLとは、Uniform Resource Locatorの略で、ウェブ上の特定のリソースを指し示すためのアドレスです。これにより、リンクがどのリソース、例えば特定のWebページや画像ファイルに接続されているかを特定できます。

    通常、URLは「https://」で始まり、その後にドメイン名やファイルのパスが続きます。`href` が機能するためには、このURLが正確に入力されている必要があります。もしURLが間違っていたり存在しないページを指定していた場合、リンクをクリックしてもエラーページが表示されることになります。

    相対パスと絶対パス

    hrefには、URLを2種類の形で指定することができます。それが「相対パス」と「絶対パス」です。

    絶対パスは、完全なURLを指定する方法です。これには、プロトコル(httpやhttps)から始まる完全なウェブアドレスが含まれます。絶対パスを使うと、リンク先がどの場所にあっても正確に指し示すことができます。たとえば、あるWebサイトから外部のWebサイトに飛ぶリンクは、通常絶対パスで指定されます。

    一方、相対パス は、現在のページからの相対的な位置を指定する方法です。相対パスを使用する場合、リンク先は同じドメイン内にある場合に限定されます。例えば、同じウェブサイト内の異なるページにリンクを貼るときには、相対パスを使うことで、管理が容易になることがあります。

    この二つのパスの使い分けは、サイトの構造や管理方法に応じて行うべき重要なポイントです。

    hrefの役割

    hrefの役割は単純です。ユーザーがリンクをクリックしたときに、そのリンク先の指定された場所へ移動させることです。ですが、その背後には多くの技術的な要素が関わってきます。例えば、以下のような機能が挙げられます。

    内部リンクと外部リンク

    リンクには主に「内部リンク」と「外部リンク」という2つのタイプがあります。

    内部リンク

    内部リンクは、同じサイト内の別のページへ移動するためのリンクです。例えば、トップページから「お問い合わせページ」へ飛ばすリンクは内部リンクに該当します。`href` の中で相対パスを使うことが多く、サイト運営者にとってもページ間の管理が簡単になります。

    外部リンク

    外部リンクは、他のサイトやWebサービスへのリンクです。例えば、SNSアカウントや他社の公式サイトへのリンクがこれに当たります。`href` では通常、絶対パスを使ってURLを指定します。

    内部リンクは、SEO(検索エンジン最適化)の観点からも重要で、Googleなどの検索エンジンは、内部リンクを通じてサイト内のコンテンツの関連性を評価します。また、外部リンクは信頼性を高める要素として機能しますが、適切なリンク先を選ぶことが重要です。

    ダウンロードリンク

    hrefは、単にページ間を移動するだけでなく、ファイルのダウンロードを実行するリンクを作成することもできます。例えば、PDFファイルや画像ファイルを `href` を使ってダウンロードリンクとして設定することで、ユーザーがクリックするだけでファイルを自動的にダウンロードすることができます。

    メールリンク

    もう一つ、`href` の特殊な使い方として「メールリンク」というものがあります。これは、リンクをクリックするとメールソフトが起動し、指定されたメールアドレスに自動的にメールを送信するための画面が開くものです。このメールリンクを活用することで、訪問者が手軽に問い合わせメールを送ることができるようになります。

    SEOとhrefの重要性

    リンクの配置は、単にユーザーの利便性を高めるだけでなく、SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)にも大きく関わってきます。Googleをはじめとする検索エンジンは、Webページ内のリンクを通じてそのページの信頼性や関連性を評価します。内部リンクを適切に配置することで、ページの重要度を高め、検索順位を向上させる効果が期待できます。

    また、外部リンクもSEOに影響を与えますが、そのリンク先の品質や信頼性が重要です。信頼性の低い外部サイトへのリンクが多いと、逆にサイトの評価が下がるリスクもあるため、リンク先の選定は慎重に行う必要があります。

    Webサイト制作におけるhrefの注意点

    hrefを正しく使用することは、WebサイトのユーザビリティやSEOに大きな影響を与えます。しかし、いくつかの注意点があります。

    リンク切れ

    リンク先のURLが変更されたり、削除された場合、リンクをクリックしても「404エラーページ」が表示されることになります。これを「リンク切れ」と呼び、ユーザーの信頼を損ねる原因となります。定期的にリンクが有効かどうかをチェックし、リンク切れが発生していないか確認することが重要です。

    適切なリンクテキスト

    リンクテキストは、ただ「こちらをクリック」などの汎用的な表現ではなく、リンク先の内容を具体的に示すようなテキストにすることが推奨されます。これにより、検索エンジンはリンクの内容を正確に理解しやすくなります。

    nofollow属性

    外部リンクに対して、検索エンジンにリンクの評価を伝えたくない場合、「nofollow」属性を使用することがあります。これは、Googleなどの検索エンジンに対して、このリンクはSEO評価の対象外であることを伝えるためのものです。

    まとめ

    hrefは、Webサイトのリンクを機能させるための重要な要素です。リンクを通じて、ページ間の移動や外部サイトへの接続、ファイルのダウンロード、メールの送信といったさまざまな動作を実現できます。正しく使用することで、ユーザビリティの向上やSEO効果が期待できるため、Webサイトを制作する際には細心の注意を払いながら`href`を設定することが求められます。

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このコラムを書いた人

さぽたん

AdvisorDirectorDesignerFront-end-engineer

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