- Webサイトのセキュリティが上がる
- ユーザーに安心感を与えられる
- SEO対策で有利になる
SSLについて簡単に解説します!
目次
SSLってなんのこと?
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上でデータ(通信)を暗号化する仕組み。
簡単に言えば、ウェブサイトとユーザー間のデータを暗号化し、第三者に内容を読み取られないようにします。
たとえばユーザーがECサイトで製品を購入する際、個人情報やカード情報などを入力しなければいけません。
万が一ウェブサイトにSSLが実装されていなければ、第三者が容易に個人情報を盗み見できるのです。
SSLを導入する目的
ウェブサイトにSSLを導入すれば、サービスの安全性や信頼性を高められ、ユーザーに選ばれるサイト運営ができます。
実は私たちが普段使っているインターネットは、悪意のある人間が通信(やりとり)を盗み見ることが可能です。
お客様の個人情報が見られてしまう!
クレジットカード情報が盗まれる!
といった危険性と隣り合わせ。
これでは安心してインターネットを利用することが出来ませんよね。
そこで開発されたのが、SSLの技術です!
SSLを導入すると、インターネット上の通信はランダムな文字列に暗号化されます。
例えば、こんな感じです。↓
例:田中→「19ge6kp」
東京都→「ey8owi26talt」
これなら、たとえ通信が盗み見されても、誰がどこに住んでいるのか分かりませんよね。
SSLがなければ、「田中さんって東京に住んでるんだー」ということがばれてしまいます。
このSSLの技術があってこそ、私たちは安心してインターネットを使うことが出来るのです!
SSLを設定する3つのメリット
Webサイトのセキュリティが上がる
SSLでデータを暗号化することで、データの盗聴、改ざん、なりすましといったサイバー攻撃を防ぐことができます。
ユーザーに安心感を与えられる
SSLを導入すると、アドレスバーに鍵のアイコンが表示されます。
また主要ブラウザに実装された常時SSL化対応により、SSLに対応していないウェブサイトに訪問した場合、ユーザーには警告が表示されます。
こんな画面が表示されたことはありませんか?
SSLを導入すれば、鍵マークで安全なウェブサイトであることをアピールできます。
SEO対策で有利になる
SSLの実装は、実は「SEO対策」でも有効になります。
2014年よりGoogleは、ウェブサイトが常時SSL化されているかどうかを検索順位を決める1つの要素としました。
つまり、常時SSLにすることでウェブサイトが上位表示される可能性が高まります。
しかし2022年4月の時点で、Googleの検索結果に表示されるウェブサイトの95%が常時SSL化しています。
SSL化するのは当然となったため、大きな検索順位アップにはつながりませんが、設定する価値は大いにあります。
まとめ
SSLを設定して、安全で信頼性の高いウェブサイトを構築しよう
「SSLとは何なのか?」という話のほんの触りの部分だけをご紹介してきました。
サイバー攻撃は年々高度化し、消費者のネットセキュリティに対する意識も高まっています。
そんな現代だからこそ対策できることはしっかり対応して安全なウェブサイトを構築していきましょう!
このコラムを書いた人
Takamichi
Front-end-engineer
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