- コーディングしながら、リアルタイムでブラウザのプレビューを確認できる
- デザイン作業中に参考資料を別画面で表示できる
- クライアントとのオンラインミーティング中に資料を開きつつ作業できる
- 横並びで設置する:一般的なデュアルモニターの配置で、左右の移動がスムーズになる。
- 縦型モニターを活用:コードやテキストの閲覧が多い場合、サブモニターを縦型にするとスクロール回数を減らせる。
- ウルトラワイドモニターを1台導入:デュアルモニターと同様の作業スペースを確保しつつ、ベゼル(枠)の継ぎ目がなく、よりスムーズな作業環境を構築できる。
- sRGB 100%以上 → 一般的なWeb制作には十分
- AdobeRGB 99% → 印刷物や写真編集にも対応可能
- DCI-P3 95%以上 → 動画編集やデジタルコンテンツ制作向け
- 定期的に色補正が可能なモニター(ハードウェアキャリブレーション対応)を選ぶと、時間が経っても色の正確性を維持できる。
- IPSパネル → 色の再現性が高く、視野角が広いためWeb制作に最適
- VAパネル → コントラスト比が高いが、色の一貫性に欠けるためデザインには不向き
- TNパネル → 応答速度が速いが、色精度が低いためゲーム向け
- メリット:打鍵感がよく、耐久性が高い。キーの押し間違いが少なくなる。
- デメリット:音が大きく、場所によっては使いにくい。
- おすすめ用途:コーディングやライティング中心の作業。
- 代表的なモデル:HHKB、REALFORCE、Keychron
- メリット:軽いタッチで入力でき、疲れにくい。
- デメリット:価格が高め。
- おすすめ用途:タイピングの負担を減らしたいWeb制作者向け。
- メリット:手の自然な位置でタイピングでき、腱鞘炎予防に効果的。
- デメリット:慣れるまで時間がかかる。
- おすすめ用途:長時間の作業で手の負担を軽減したい人向け。
- 代表的なモデル:Kinesis Advantage 2、Microsoft Sculpt
- 例:Logicool MX Vertical、Anker Vertical Mouse
- 多ボタンマウス(ショートカット操作の効率化)
- 例:Logicool MX Master、Razer Naga
- 例:Logicool ERGO M575、Kensington Expert Mouse
- 画面を見ながら手元で操作するタイプ。コンパクトで持ち運びに便利。
- 例:Wacom Intuos、XP-Pen Decoシリーズ
- 直接画面に描けるため、紙に描く感覚で作業できる。精度が高く、プロ向け。
- 例:Wacom Cintiq、Huion Kamvas Pro
- iPad + Apple Pencil
- タブレットPCとしても使用できるため、デザイン以外の用途でも活用可能。
- Figma、Affinity Designer、Procreateなどのアプリと連携可能。
- 筆圧レベルが高いほど、より繊細な線の強弱が表現できる(2048~8192レベル推奨)。
- 解像度(LPI)が高いほど、より細かい部分まで正確に描画できる(5080 LPI以上推奨)。
- SSD(ソリッドステートドライブ): 作業用データの保存(高速なアクセスが必要なデータ向け)
- HDD(ハードディスクドライブ): 長期保存用のバックアップ(コストを抑えつつ大容量保存)
- NVMe接続(Thunderbolt 3/4対応)の外付けSSDなら、データ転送速度がさらに向上する。
- ポータブルSSD(例:Samsung T7、SanDisk Extreme Pro)はコンパクトで持ち運びに便利。
- 据え置き型のHDD(例:Western Digital My Book)*は大容量のデータ保存に適している。
- RAID対応のHDDを使うと、データの冗長性を確保できる。
- どこからでもアクセス可能
- データの自動同期が可能
- チームでのファイル共有が容易

Web制作で助かる周辺機器
目次
Web制作をする際に、あったら助かる周辺機器は?
Web制作は、パソコンだけで完結するものではありません。快適な作業環境を整えるためには、さまざまな周辺機器が重要な役割を果たします。適切な機器を選ぶことで作業効率が向上し、デザインやコーディングの精度も高まります。本コラムでは、Web制作に役立つ周辺機器を詳しく紹介し、それぞれのメリットについて解説します。
モニター:作業効率と色の正確さを向上させる必須アイテム
1 デュアルモニターの導入で作業効率アップ
Web制作では、デザインツール、コーディングエディタ、ブラウザなどを同時に開くことが多く、1台のモニターでは作業が窮屈になります。デュアルモニター環境を構築すると、以下のようなメリットがあります。
デュアルモニター環境を構築すると、コーディング・デザイン・ブラウザプレビュー・資料閲覧などを並行して行いやすくなりますが、配置の工夫も重要です。
特に、プログラマーやライターは縦型モニター、デザイナーや動画編集者はウルトラワイドモニターの活用が適しています。
2 色再現性の高いモニターを選ぶ
デザイン作業では、モニターの色再現性も重要です。制作したデザインが実際のデバイスでどのように見えるかを正確に把握するため、sRGBカバー率の高いモニターや、キャリブレーション機能付きのモニターを選ぶと良いでしょう。特にAdobeRGBやDCI-P3対応のモニターは、より精度の高い色調整が可能です。
色再現性を左右する3つのポイント
1.色域(カバー率)
2.キャリブレーション機能
3.パネルの種類
入力デバイス:マウス・キーボード・ペンタブレット
1 エルゴノミクスキーボードで疲労を軽減
Web制作では長時間のタイピングが欠かせません。そのため、手や指への負担を軽減するために、エルゴノミクスキーボードの使用が推奨されます。メカニカルキーボードや、静電容量無接点方式のキーボードを選ぶと、快適な打鍵感と長寿命を兼ね備えています。
キーボードの種類と選び方
メカニカルキーボード
静電容量無接点方式キーボード
エルゴノミクスキーボード
また、テンキーレスキーボードを選ぶことで、マウスとの距離を縮め、手の移動を最小限に抑えることができます。デスクスペースの確保にもつながるため、コンパクトな作業環境を構築したい人におすすめです。
2 高精度マウスで細かい操作を快適に
デザイン作業では、マウスの精度が重要です。DPI(感度)が調整可能なマウスや、プログラマブルボタン付きのマウスを選ぶと、作業のスムーズさが向上します。特に、Adobe XDやFigmaなどを使うデザイナーにとっては、スクロールホイールやサイドボタンが多いマウスが便利です。
マウスの選び方
エルゴノミクスマウス(手首の負担を軽減)
ワイヤレストラックボール(手を動かさずに操作可能)
DPI(解像度)が調整可能なモデルでは、細かい作業時に感度を下げ、スクロールや移動が多い作業時に感度を上げることができます。これにより、デザイン作業の精度が向上します。
また、ショートカットキーを多用する人は、プログラマブルボタン付きのマウスを選ぶと、ツールの切り替えやコピー&ペーストを効率化できます。
3 ペンタブレットで直感的なデザイン作業
イラストや手書き要素を含むデザインを行う場合、ペンタブレットは欠かせません。Wacomのような高性能なペンタブレットを使うと、筆圧や傾き検知により、細かい表現が可能になります。
ペンタブレットの選び方
板タブレット(通常のペンタブ)
液晶タブレット
筆圧レベルと解像度の違い
特に、液晶タブレットを導入すると、直感的な操作ができるため、Webデザインの細部にこだわる作業に向いています。
外付けストレージ:データの管理とバックアップ
1 SSD・HDDを使い分ける
Web制作では、大量の画像データや動画ファイルを扱うことが多いため、ストレージの管理が重要になります。一般的に、以下のような使い分けが推奨されます。
SSDの選び方
HDDの選び方
2 RAID構成でデータを保護
大量のデータを扱う場合、RAID(Redundant Array of Independent Disks)を活用すると、安全性と利便性が向上します。
RAIDレベル | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
RAID 0 | データを分散して書き込む | 高速アクセス | 片方のHDDが壊れるとデータ消失 |
RAID 1 | ミラーリング(同じデータを2台に保存) | データの冗長性が高い | 容量が半分になる |
RAID 5 | 分散パリティでデータを保護 | 容量効率と安全性のバランス | 最低3台必要 |
RAID 1やRAID 5の構成を活用すると、1台のHDDが故障してもデータが消失しないため、安全性が向上します。
3 クラウドストレージと外付けストレージの併用
物理的なストレージだけでなく、クラウドストレージと組み合わせることで、より安全なバックアップ環境を構築できます。
クラウドストレージのメリット
おすすめのクラウドストレージ
サービス | 特徴 | 容量 |
---|---|---|
Google Drive | Googleサービスとの連携が強い | 15GB(無料) |
Dropbox | シンプルなUIで使いやすい | 2GB(無料) |
OneDrive | Windows環境との親和性が高い | 5GB(無料) |
iCloud Drive | Appleデバイスとの連携が強い | 5GB(無料) |
特に、GitHubやBitbucketなどのバージョン管理ツールと併用することで、コードの変更履歴を管理しながら安全にバックアップが可能になります。
その他の便利な周辺機器
1 モニターアームで作業スペースを最適化
デスクのスペースを有効活用するために、モニターアームを導入すると、画面の高さや角度を自由に調整でき、快適な作業環境を作れます。
2 ノイズキャンセリングヘッドホンで集中力を高める
Web制作では、集中力を維持することが重要です。ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンを使用すると、外部の雑音を遮断し、作業に没頭できます。
3 プログラマブル左手デバイスで作業効率向上
デザインツールやエディタのショートカットを割り当てられる左手デバイス(例:TourBox、Stream Deck)を使用すると、作業スピードが飛躍的に向上します。
まとめ:快適な環境がWeb制作の質を向上させる
Web制作では、適切な周辺機器を選ぶことで作業効率が大幅に向上し、制作の精度も高まります。特に、モニターや入力デバイスの選定は重要であり、自分の作業スタイルに合わせて最適な機器を選ぶことが大切です。また、データ管理のためのストレージや、集中力を高めるヘッドホンなども活用すると、より快適な制作環境を整えることができます。
環境を整えることで、作業のストレスが軽減され、より創造的なWeb制作が可能になります。自分にとって最適な周辺機器を選び、効率的な作業環境を構築しましょう。
このコラムを書いた人

さぽたん
AdvisorDirectorDesignerFront-end-engineer
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