【ホームページ制作辞典】メタディスクリプション | ホームページ制作 サポート|メディアプライムスタイル 埼玉

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    【ホームページ制作辞典】メタディスクリプション

    メタディスクリプションについて

    ホームページを運営するうえで、検索エンジン対策(SEO)は欠かせません。その中でも「メタディスクリプション(meta description)」は、検索結果で表示されるページの説明文として重要な役割を果たします。しかし、「メタディスクリプションとは何か?」「どのように設定すればよいのか?」を正しく理解している人は意外と少ないかもしれません。

    今日の記事では、メタディスクリプションの基本から設定方法、SEOへの影響、効果的な書き方のポイントまで詳しく解説します。

    メタディスクリプションとは?

    メタディスクリプションとは、ホームページの各ページごとに設定する**「ページの概要説明」**です。HTMLのmetaタグを使って記述し、検索エンジンやSNSなどにページの内容を伝える役割を持ちます。

    Googleの検索結果では、タイトル(ページタイトル)の下にこのメタディスクリプションが表示されることが多く、ユーザーがクリックするかどうかを左右する重要な要素となります。

    例えば、以下のように検索結果に表示されます。

    【タイトル】ホームページ制作の流れ|初心者向けガイド
    【URL】https://example.com/web-design-flow
    【メタディスクリプション】ホームページ制作の流れを初心者向けに解説。企画から公開までの手順や注意点を詳しく紹介します。

    この説明文を読んで、「自分が探している情報が載っていそう」と感じたユーザーがクリックする仕組みです。

    メタディスクリプションの役割

    検索結果でのクリック率(CTR)を向上させる

    検索ユーザーは、タイトルとメタディスクリプションを見て、自分が求めている情報かどうかを判断します。適切なメタディスクリプションを設定すれば、クリック率が向上し、ホームページへの訪問者を増やすことにつながります。

    ページの内容を正しく伝える

    検索エンジンは、メタディスクリプションを参考にしてページの内容を理解し、検索結果に適切に表示します。ユーザーにとっても、ページを開く前に概要を把握できるため、「求めている情報が見つかった」と思わせる説明が重要です。

    SNSでの表示を最適化する

    FacebookやX(旧Twitter)などのSNSでURLをシェアすると、ページのメタディスクリプションが自動的に抜粋され、投稿の説明文として表示されることがあります。適切なメタディスクリプションを設定しておくと、SNS上での見栄えも良くなり、クリック率向上につながります。

    メタディスクリプションのSEO効果について

    かつては、メタディスクリプションの内容が検索順位に直接影響を与えると言われていました。しかし、現在のGoogleのアルゴリズムでは、メタディスクリプションの内容自体は検索順位の決定要因にはなりません。

    ただし、クリック率(CTR)の向上には大きく影響するため、間接的にはSEOにプラスの効果をもたらします。検索結果で魅力的な説明文を表示できれば、より多くのユーザーがページを訪れ、結果としてサイト全体の評価が上がる可能性があります。

    メタディスクリプションの適切な文字数とは?

    Googleの検索結果に表示されるメタディスクリプションの文字数はおおよそ120〜160文字程度が推奨されています。それ以上長い場合、途中で省略されて「…」と表示されるため、重要な情報は前半に入れるのがポイントです。

    また、モバイルとPCでは表示される文字数が異なるため、120文字程度にまとめると、どのデバイスでも適切に表示されやすくなります。

    効果的なメタディスクリプションの書き方

    ページの内容を簡潔に伝える

    メタディスクリプションは、ページの内容を要約したものなので、**「このページには何が書かれているのか?」**が明確に伝わるようにしましょう。

    例えば、次のような文章は分かりやすいです。

    良い例
    「ホームページ制作の流れを初心者向けに解説。企画から公開までの手順や注意点を詳しく紹介します。」

    一方で、次のような文章は内容が分かりにくく、クリックされにくい可能性があります。

    悪い例
    「ホームページを作るならこのサイトがおすすめ!さまざまな情報を提供しています。」

    キーワードを自然に含める

    検索ユーザーが入力したキーワードがメタディスクリプションに含まれていると、その部分が太字で表示され、目立ちやすくなります。そのため、ページの主要なキーワードを自然に含めることが大切です。

    読み手の興味を引く表現を使う

    ただの説明文ではなく、ユーザーが「このページを見てみたい!」と思えるような文章にすることも重要です。

    例えば、次のような工夫が考えられます。

    • 疑問形を使う
      「ホームページ制作でよくある失敗とは?」
    • メリットを強調
      「初心者でも簡単にできるSEO対策を解説!」
    • 具体的な情報を提示
      「無料ツールを使ってアクセスを増やす方法とは?」

    メタディスクリプションを設定する際の注意点

    すべてのページで適切に設定する

    トップページだけでなく、各コンテンツページや商品ページごとに適切なメタディスクリプションを設定しましょう。すべてのページに同じ説明文を使うのではなく、それぞれのページ内容に合った文章を書くことが重要です。

    クリックを狙いすぎた誇大広告はNG

    ユーザーを引きつけたいからといって、実際の内容とかけ離れた誇大な表現を使うと、訪問者がすぐに離脱してしまいます。結果としてサイトの評価が下がる可能性もあるため、適切な表現を心がけましょう。

    まとめ

    メタディスクリプションは、直接的に検索順位を上げる要素ではありませんが、検索結果でのクリック率(CTR)向上に大きく関わる重要な要素です。

    メタディスクリプションのポイント

    • ページの概要を簡潔に伝える(120〜160文字程度)
    • キーワードを自然に含める
    • ユーザーの興味を引く表現を使う
    • ページごとに適切な内容を設定する

    適切なメタディスクリプションを設定することで、検索ユーザーの目に留まりやすくなり、より多くのアクセスを集めることができます。これを機に、自社のホームページのメタディスクリプションを見直してみてはいかがでしょうか?

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このコラムを書いた人

さぽたん

AdvisorDirectorDesignerFront-end-engineer

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