- “v=spf1”
SPFバージョン1を指定します。 - “+a:example.com”
example.comのAレコードを送信元として許可します。 - “+mx”
MXレコードで指定されたメールサーバーからの送信を許可します。 - “include:spf.sender.test.jp”
spf.sender.test.jpで指定されたSPFレコードを含めます。 - “~all”
すべての他の送信元は中立とみなします。
つまり、これら以外の送信元からのメールは許可されるか拒否される可能性があります。
SPFレコードの設定方法
今回は設定時の記載例をお伝えします!
目次
SPFレコードの一例と解説
例えば、下記のような記載を見たことがありませんか?
v=spf1 +a:sv0000.test.jp +a:example.com +mx include:spf.sender.test.jp ~all
SPFレコードは、ドメインの送信元認証に使用されるもので、スパムメールの送信を防止するために重要です。
このSPFレコードは、sv0000.test.jpとexample.comのAレコード、およびMXレコードで指定されたメールサーバーからのメール送信を許可し、spf.sender.test.jpで指定された追加の送信元情報を含めます。
他の送信元は中立とされます。
SPFレコードはドメインのDNS設定で定義され、メールサーバーはこの情報を参照して送信元の正当性を検証します。
これにより、メールの信頼性を高め、スパムや偽造メールのリスクを低減することができます。
SPFレコードの設定例
例1:すべてのメール送信元を許可する場合
(全てのIPアドレスが許可されます)
v=spf1 a mx ~all
例2:特定のメールサーバーと送信元IPアドレスを許可する場合
v=spf1 include:spf.example.com ip4:192.0.2.0/24 ip6:2001:db8::/32 ~all
上記の例では、spf.example.comのSPFレコードで設定されたルールを参照し、さらにIPv4アドレス192.0.2.0/24およびIPv6アドレス2001:db8::/32からのメール送信も許可しています。
例3:特定のメールサーバーのみを許可する場合
v=spf1 a:mail.example.com ~all
上記の例では、mail.example.comのメールサーバーからのみのメール送信を許可しています。
SPFレコードは、ドメインのDNS設定でTXTレコードとして追加されます。
具体的な設定方法は、DNSプロバイダーやドメイン管理サービスによって異なりますので、それぞれの提供元のドキュメントやサポートを参照してください。
このコラムを書いた人
Misato
AdvisorDirectorDesignerFront-end-engineer
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