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オブジェクト指向

オブジェクト指向(Object-Oriented)は、ソフトウェア開発のパラダイムの一つです。オブジェクト指向のアプローチでは、プログラムを「オブジェクト」と呼ばれる個別の要素の集合として捉えます。それぞれのオブジェクトは、データ(属性)とそれに関連する操作(メソッド)を持ち、他のオブジェクトとの相互作用を通じて機能します。

オブジェクト指向の主な特徴は以下の通りです。

  1. カプセル化(Encapsulation):データと操作をオブジェクト内にまとめ、外部からの直接なアクセスを制限します。オブジェクトは自身の内部の状態を管理し、外部からのアクセスは公開されたインターフェースを通じて行われます。
  2. 継承(Inheritance):既存のオブジェクトやクラスをベースにして新しいオブジェクトやクラスを作成します。継承によって、既存のコードを再利用し、コードの重複を避けることができます。
  3. ポリモーフィズム(Polymorphism):異なるオブジェクトが同じ名前の操作を持ち、それぞれのオブジェクトが自身に適した方法で操作を実行することができる特性です。これにより、同じインターフェースを持つ複数のオブジェクトを統一的に扱うことができます。

オブジェクト指向は、ソフトウェアの設計や開発において、再利用性、拡張性、保守性などの利点をもたらします。また、現実世界の概念や問題をモデル化しやすくなるため、開発者とドメインエキスパートとのコミュニケーションも円滑になります。オブジェクト指向は、多くのプログラミング言語(例:Java、C++、Python)でサポートされており、広く採用されています。

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