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用語集

タプル

タプルは、順序付けられた要素の集合であり、不変(イミュータブル)なデータ構造です。タプルはカンマで区切られた値を丸括弧でくくって表現されます。

タプルは以下のような特性を持ちます。

  1. 順序付け: タプル内の要素は特定の順序で格納されます。要素の位置はインデックスによって識別されます。
  2. 不変性: タプルは作成後に変更できません。つまり、要素の追加や削除、変更はできません。この特性はデータの安定性や保護が必要な場合に便利です。
  3. 異なるデータ型の要素: タプル内の要素は異なるデータ型を持つことができます。例えば、整数、浮動小数点数、文字列などの異なる型の要素を1つのタプルに格納することができます。
  4. インデックスアクセス: タプルの要素にはゼロベースのインデックスが割り当てられており、これを使用して要素にアクセスできます。要素の値を取得するためには、インデックスを指定してタプルにアクセスします。

タプルはデータのグループ化や関連する要素のまとめ、複数の値の返却などに利用されます。関数が複数の値を返す場合には、タプルを使用してそれらの値を一つのオブジェクトとして返すことがあります。また、タプルはパターンマッチングやデータの一時的な保持、不変なキーとしての利用など、様々な用途で活用されます。

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