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ベーシック認証

ベーシック認証(Basic Authentication)は、HTTPプロトコルにおける一種の認証方式です。クライアントがリクエストを行う際に、ユーザー名とパスワードを含んだ認証情報をHTTPヘッダに含めて送信します。

以下はベーシック認証の基本的な仕組みです。

  1. クライアントがサーバーにリクエストを送信する際、HTTPヘッダの「Authorization」フィールドに認証情報を含めます。
  2. 認証情報は「ユーザー名:パスワード」の形式でエンコードされ、Base64でエンコードされた文字列となります。
  3. サーバーは受け取った認証情報をデコードし、ユーザー名とパスワードを取得します。
  4. サーバーはユーザー名とパスワードを検証し、認証が成功した場合はリクエストに対する適切な応答を返します。

ベーシック認証はシンプルで実装が容易ですが、認証情報が平文で送信されるため、セキュリティ上のリスクがあります。HTTPSと組み合わせて使用することで、通信の暗号化を行い、認証情報の安全性を向上させることができます。

ただし、ベーシック認証は認証情報を毎回リクエストに含める必要があり、セッションの維持やセッション管理には適していません。セッションベースの認証方式やトークンベースの認証方式など、より高度な認証方式が利用される場合もあります。

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