用語集
ベースアドレスは、メモリやアドレッシング方式において、アドレス計算の基準となるアドレスを指す値です。ベースアドレスは、特定のメモリ領域やセグメントの先頭アドレスを示し、それを基準としてデータや命令のアドレスを計算する際に使用されます。
アドレス計算における起点となる重要な値であり、アドレス計算式の一部として使用されます。アドレス計算では、ベースアドレスに対してオフセットやインデックスなどの相対的な位置情報を加算または組み合わせることで、具体的なデータや命令のアドレスを得ることができます。
例えば、プログラミング言語における配列や構造体の要素へのアクセスでは、ベースアドレスとインデックスを組み合わせて要素のアドレスを計算します。ベースアドレスは配列や構造体の先頭を示し、インデックスは要素の位置を示すため、ベースアドレス + インデックスの計算によって要素のアドレスが得られます。
プログラミング言語やアーキテクチャによって異なる方法で指定されます。一部のプログラミング言語では、明示的に変数やポインタに対してベースアドレスを設定することができます。また、一部のアーキテクチャでは、セグメントレジスタを使用してセグメントのベースアドレスを指定することがあります。
メモリアクセスやアドレス計算において重要な役割を果たすため、正確な値の指定が必要です。誤ったベースアドレスの指定は、データや命令のアドレスの誤りやアクセス違反などの問題を引き起こす可能性があります。
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