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ホストベースIDS

ホストベースIDS(Host-based Intrusion Detection System、HIDS)は、個々のホスト(コンピュータやサーバー)内で発生する不正なアクティビティや攻撃を検出するセキュリティシステムです。HIDSはホスト上で実行されており、ホストのファイルシステム、ログ、レジストリ、プロセスなどを監視し、不審な活動や侵入を検知します。

HIDSの主な機能は以下の通りです。

  1. ファイル監視: ホスト上の重要なシステムファイルや構成ファイル、実行可能ファイルなどを監視し、不正な変更や改ざんを検出します。例えば、不正なユーザーがシステムファイルを書き換えようとした場合や、マルウェアがファイルを改変しようとした場合に検知します。
  2. ログ監視: ホスト上のログファイルを監視し、不審なアクティビティやセキュリティイベントを検出します。これにはログイン試行の異常なパターン、特定のプロセスの異常な動作、特定のエラーコードの発生などが含まれます。
  3. レジストリ監視: ホストのレジストリデータベースを監視し、不正な変更や改ざんを検出します。例えば、マルウェアがレジストリを書き換えようとした場合に検知します。
  4. プロセス監視: ホスト上で実行されているプロセスを監視し、不正なプロセスの起動や実行を検出します。例えば、不正なプロセスがマルウェアの実行を試みた場合に検知します。

HIDSはホスト単位でのセキュリティ監視を行うため、ネットワーク上の攻撃や侵入だけでなく、ホスト自体のセキュリティを確保することができます。HIDSはシステム管理者やセキュリティチームに対して、ホスト上での異常な活動や攻撃を通知し、適切な対応策を講じるための情報を提供します。

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