マザーボード(Motherboard)は、コンピュータ内部の主要な基板であり、各種コンポーネントを接続・制御するための回路基板です。マザーボードは、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、拡張カードスロット、入出力ポート、ストレージデバイスの接続ポートなど、コンピュータの主要な部品やインターフェースを備えています。
マザーボードの役割は以下のとおりです。
- コンポーネントの接続: マザーボードは、CPUやRAMなどの主要なコンポーネントを接続します。これにより、各コンポーネント間でデータや電力を効率的にやり取りすることができます。
- データの伝送と制御: マザーボードは、データの伝送や制御を担当します。CPUからの指示を受け取り、各コンポーネントやデバイスにデータを送信し、逆にデバイスからのデータをCPUに送ります。
- 拡張カードの接続: マザーボードには、拡張カードを接続するためのスロットがあります。拡張カードには、グラフィックカード、サウンドカード、ネットワークカードなど、様々な機能を追加するためのカードがあります。
- 電力供給: マザーボードは、各コンポーネントに電力を供給する役割も果たします。電源ユニットからの電力を受け取り、適切に各部品に配分します。
マザーボードは、コンピュータの中核となる部品であり、他のコンポーネントやデバイスが正常に動作するために重要な役割を果たしています。異なる形状やサイズのマザーボードがあり、特定のコンピュータケースやプロセッサソケットに合わせて選択する必要があります。