引数（ひきすう、Arguments）は、プログラムや関数に与えられる値や変数のことを指します。関数を呼び出す際に、その関数が処理するために必要な情報を引数として渡すことが一般的です。

引数は、関数の宣言や呼び出しの際に使用されます。関数の宣言では、関数が受け取る引数の数や型が定義されます。関数の呼び出しでは、実際の値や変数が引数として渡されます。

引数の目的は、関数が実行される際に必要な情報を提供することです。関数は、引数に与えられた値を基に処理を行い、結果を返すことがあります。引数を使用することで、関数は汎用性が高くなり、異なるデータや状況に対応できるようになります。

引数は以下のような特徴を持ちます。

1. 引数の数: 関数は複数の引数を受け取ることができます。引数の数は関数の宣言で指定され、呼び出し時に渡す値の数と一致する必要があります。
2. 引数の型: 引数はデータ型を持ちます。関数の宣言では、各引数のデータ型が指定され、呼び出し時には対応する型の値が渡されます。
3. 引数の渡し方: 引数は値渡し（Call by Value）や参照渡し（Call by Reference）の方法で関数に渡すことができます。値渡しでは引数の値がコピーされ、参照渡しでは引数のアドレスが渡されます。

引数を使用することで、関数は柔軟で再利用可能なコードとなります。異なる引数を与えることで、同じ関数をさまざまな状況で利用することができます。また、引数を利用することで関数の入力や出力を明示的に指定し、関数の動作を明確化することができます。