用語集
「ROM」は、コンピュータや電子機器において使用される用語で、”Read-Only Memory”(読み取り専用メモリ)の略称です。
ROMは、データを読み取ることはできますが、書き込みや変更を行うことができません。情報を永続的に保存するために使用され、電源が切れてもデータが保持されます。主な特徴として次の点が挙げられます:
一般的なROMの種類には、CD-ROM(光学ディスク)、DVD-ROM、Blu-ray Disc(BD-ROM)、ROMチップなどがあります。これらのメディアは、データを読み取り専用で提供し、永続的な情報の保存に使用されます。
なお、一部のROMタイプでは、書き込みや変更が可能なバージョンも存在します。例えば、”Erasable Programmable Read-Only Memory”(書き換え可能な読み取り専用メモリ)であるEPROMや、”Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory”(電気的に書き換え可能な読み取り専用メモリ)であります。EPROMやEEPROMは、特殊な手順を経てデータを書き換えることができるROMのバリエーションです。これらのROMは、特定のプログラミング装置や電気信号を使用してデータを消去し、新しいデータを書き込むことができます。
これらの書き換え可能なROMは、製造工程やデバイスのプログラミング、ファームウェアの更新など、特定の目的に使用されます。一方、通常のROMは一度プログラムされたら変更できないため、信頼性とデータの永続性が求められる場面で使用されます。
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